クソどうでもいいことを真面目に書きます

誰も気にしないようなことを一生懸命考えます

AKB48選抜総選挙の得票数の推移

 AKB総選挙の分析をしたい方がいらっしゃるかもしれないと思いましたので、僕が使っているエクセルのデータを公開します。見づらくてごめんなさい。 左から、第1回~第4回となります。 エクセルファイルはそのままアップロードできないみたいなので、データだけ載せました。 ご自身で1年分ずつコピーして、エクセルに貼り付けていってください。

 前田敦子 4630
 大島優子 3345
 篠田麻里 2852
 渡辺麻友 2625
 高橋みなみ 2614
 小嶋陽菜 2543
 板野友美 2281
 佐藤亜美 2117
 柏木由紀 1920
 河西智美 1890
 小野恵令 1838
 秋元才加 1599
 北原里英 1578
 宮澤佐江 1547
 佐藤由加 1539
 峯岸みなみ 1414
 浦野一美 1395
 宮崎美穂 1373
 松井珠理 1371
 多田愛佳 1365
 倉持明 1355
 米沢瑠美 1352
 高城亜樹 1322
 大堀恵  1316
 増田有華 1247
 平嶋夏海 1216
 指原莉乃 1170
 片山陽加 1089
 松井玲奈 1073
 松原夏海 1050
大島優子 31448
前田敦子 30851
篠田麻里 23139
板野友美 20513
渡辺麻友 20088
高橋みな 17787
小嶋陽菜 16231
柏木由紀 15466
宮澤佐江 12560
松井珠理 12168
松井玲奈 12082
河西智美 11080
高城亜樹 11062
峯岸みな 9692
小野恵令 9468
北原里英 8836
秋元才加 8049
佐藤亜美 6921
指原莉乃 6704
仲川遥香 6567
宮崎美穂 6371
多田愛佳 6145
倉持明 5355
大矢真那 4634
増田有華 4137
平嶋夏海 4106
石田晴香 3235
島崎遥香 3076
仁藤萌乃 2693
小森美果 2613
佐藤すみれ 2591
梅田彩佳 2499
藤江れい 2460
米沢瑠美 2171
高柳明音 2030
山内鈴蘭 1945
片山陽加 1935
矢神久美 1909
松原夏海 1854
石黒貴己 1603
前田敦子 139892
大島優子 122843
柏木由紀 74252
篠田麻里子 60539
渡辺麻友 59118
小嶋陽菜 52920
高橋みなみ 52790
板野友美 50403
指原莉乃 45227
松井玲奈 36929
宮澤佐江 33500
高城亜樹 31009
北原里英 27957
松井珠理 27804
峯岸みなみ 26070
河西智美 22857
秋元才加 17154
佐藤亜美菜 16574
横山由依 16455
増田有華 14137
倉持明日香 12387
梅田彩佳 11860
高柳明音 11860
仲川遥香 11674
多田愛佳 9910
平嶋夏海 9742
宮崎美穂 9271
山本彩 8697
大家志津香 7264
大矢真那 6660
仁藤萌乃 6288
小森美果 6120
秦佐和子 6117
佐藤すみれ 5438
大場美奈 5411
須田亜香 5343
前田亜美 5220
松井咲子 5020
市川美織 4921
藤江れいな 4698
大島優子 108837
渡辺麻友 72574
柏木由紀 71076
指原莉乃 67339
篠田麻里子 67017
高橋みなみ 65480
小嶋陽菜 54483
板野友美 50483
松井珠理奈 45747
松井玲奈 42030
宮澤佐江 40261
河西智美 27005
北原里英 26531
峯岸みなみ 26038
横山由依 25541
梅田彩佳 24522
高城亜樹 23083
山本彩 23020
渡辺美優紀 19159
秋元才加 19121
佐藤亜美菜 17009
倉持明日香 14852
島崎遥香 14633
高柳明音 14111
秦佐和子 13920
増田有華 13166
大矢真那 12142
矢神久美 11712
須田亜香里 11323
古川愛李 11179
木崎ゆりあ 10554
小木曽汐莉 9596
岩佐美咲 9297
松村香織 9030
向田茉夏 8552
仲谷明香 8505
中田ちさと 8315
宮崎美穂 8173
永尾まりや 7809
藤江れいな 7782
小林香菜 7195
前田亜美 7168
福本愛菜 6912
仲川遥香 6890
田野優花 6694
山田菜々 6683
宮脇咲良 6635
片山陽加 6602
武藤十夢 6428
石田晴香 6333
菊地あやか 6185
多田愛佳 6140
松井咲子 6058
山内鈴蘭 6027
仁藤萌乃 6025
木本花音 5982
大場美奈 5969
市川美織 5963
大家志津香 5933
小笠原茉由 5919
佐藤すみれ 5706
矢方美紀 5606
中西優香 5592
小森美果 5398

 ここに載せたのはメンバー名と得票数だけですが、チーム名や加入時期などで分類してみたり、過去との比較をしたりなどいろいろできると思います。何か面白い分析手法があったらぜひやってみてください。

一般アイドル効用関数と特殊アイドル効用関数

 アイドルを応援することと株式投資が本質的に同じであることは、関連記事で述べたとおりです。

 もちろん、株式投資から得られるような金銭的なリターンはアイドルからは得られませんが、その代わりに非金銭的な「幸せ度」によるリターンがあると考えています。 であるとするならば、アイドルを応援することによって得られるリターンである「幸せ度」を定義できれば、アイドルグループの最も理にかなった応援方法も導き出せると考え、アイドル効用関数を作ってみました。

f:id:mainichigaeveryday:20130311165141g:plain

 この関数では、アイドルによってもたらされる「幸せ度」は、そのアイドルの知名度、ファンへのサービス度、スキャンダル性という3つの要素で定義ができるとしました。 まずはそれぞれの要素の説明をしたいと思います。

・知名度 単純に、そのアイドルのメディア露出度、CDや関連商品の売り上げ、総選挙の順位など、どれほどの知名度や影響度を持っているかを示す。

・ファンへのサービス度 テレビや講演でのあいさつ、ブログの内容や更新頻度、握手会対応など、ファンへの還元意欲や感謝の気持ちの大きさを表す。

・スキャンダル性 週刊誌などへの登場頻度など、「表と裏」のギャップの大きさを表す。

 また、それぞれの要素に対してはファン個人による選好度の違いがあると考えられることから、それらをα・β・γで表すことにしました。 例えば、無名だったアイドルが順調にスターへの階段を上っていく過程を楽しむ人の効用関数はαの値が大きくなり、応援しているアイドルの純粋さを信じて期待している人の効用関数はγの値がマイナス(負)になるというわけです。

 さらに、複数のアイドルを同時に応援する場合における3つの要素の計算方法は以下のようになります。

f:id:mainichigaeveryday:20130311165202g:plain

 複数のアイドルを応援する場合には、それぞれのアイドルへの金銭や時間の配分が変わってくるはずですので、それらの平均を要素の値と定義します。 要素への選好度がファン個人内において常に一定であると仮定すると、H(x,y,z)の大きさを決定づけるのは、Pとaによることになります。つまり、「どのアイドルを、どれくらいの力配分で応援していくか」というところにアイドル応援によるリターンのカギがあるということです。

 投資家の方ならお気づきかもしれませんが、これはまさしく株式投資におけるポートフォリオと同じことです。トヨタやソニーのような伝統的な企業の株式をたくさん保有するのか、それともグリーやフェイスブックのような新しい企業の株式をたくさん保有するのか、といった銘柄選びやそれらの配分によって投資から得られるリターンが大きく異なってくることと同じですね。

 しかし、この関数ではどのアイドルに対しても同じ要素選好度を持っていることを前提にしていましたが、「あの子には有名になってもらいたいけど、あの子にはローカルでいてほしい」「あの子に彼氏がいても驚かないけど、あの子にいたらショック」などのような、それぞれのアイドルに対して求めるものが違うということは十分にあり得ることです。

 そこで、そのようなアイドルごとに異なる選好度を持ったファン心理を表すために、以下の式を作りました

f:id:mainichigaeveryday:20130311165218p:plain

 この式なら、アイドルごとの求めるモノの違いもしっかりと表現することができます。 その適用範囲の違いから、こちらは一般アイドル効用関数と呼び、前述のは特殊アイドル効用関数と呼ぶことにします。

 一般アイドル効用関数のn=1のときが、特殊アイドル効用関数となります。 また、たくさんのアイドルを応援するには、それだけ多くの「コスト」がかかると考えました。たくさんのアイドルを応援しようとすれば、その分だけイベントに参加する必要があり、関連商品の購入も必要となります。そこで、幸せ度Hの値からコストCを引くこととしました。 ファンの心理をたった3つの変数で表したところが革新的だと自分では思っています。ただ、特定のアイドルに対する要素の選好度は不変であるという前提を置いているため、「前まではあの子にはスターになってもらいたかったけど、今はどちらかと言えばローカルアイドルのままでいてほしいと思うようになった」などのような、ファンの中における選好度の変化は表現することができません。ここまで表現しようとするとかなり複雑になってしまいますので、今回は扱わないことにします。

 今後の展開としては、この関数を積分することによって「幸せ度」の極値を求めることができたり、微分することで要素の変化に対する「幸せ度」の感応度を調べることができたりすると考えています。また、今回は要素を3つとしましたが、もっと違う要素にしたり、数の増減があるかもしれません。あとは、今回”C”と置いたコストに関して、しっかりとした定義を行う必要もありますね。

 数学にちょっと自信がないので、数式の表記などにおかしなところがあったら教えてください。