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AKB48選抜総選挙の総投票数と、AKB48単独のシェアの推移

 前回の記事、「AKB48総選挙の結果から、メンバー間の競争の厳しさを計算してみた」の続きみたいなものですが、今回はマーケット全体の成長率を中心に、メンバー間よりもグループ間の競争に目を向けたいと思います。

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 ご覧の通り、総投票数は毎年拡大しているものの、AKB単独でのシェアは毎年減少してきています。

 これは、第4回の総選挙において、AKB単独の得票数が前年から減少したことで、初のマイナス成長を記録したことによります。

 一方、AKBを除くSKE・NMB・HKTの合計は今年も大きく増加し、前年比約3倍の大躍進となりました。

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 僕がなぜこのような調査をしているのかと言いますと、これらの結果から、インデックス投資の有効性が導き出せるのではないかと感じているからです。 各グループを国ないし証券取引所に見立て、投票数を時価総額とすると、AKBは典型的な成熟市場で、その他のグループは新興市場に見えてきますね。

 もう少し深く考察を行うには、まだまだデータが不足しています。できれば、「投票した人数」や「投票者一人あたりの平均投票数」あたりが分かるとありがたいのですが、おそらくそこまでは開示されないと思いますので、次の一手へのアプローチがなかなかつかめません。もう少し考えてみようと思います。