僕に似合うトイレは無い
恥ずかしい話なのかどうかは分からないが、どうも温水洗浄便座(TOTOのウォッシュレット、INAXのシャワートイレなど)との相性が悪い。コトを済ませたあと、立ち上がる前に「おしり」のボタンを押すものの、なかなかうまい具合にフィットすることがない。仕方なく前後左右にムズムズと移動し、微調整を行わなければならない。ちなみに、非常にまれではあるが一発でフィットすることもあり、それは自分の中でホールインワンと呼んでいる。
「だったら紙で拭け」という声が聞こえてきそうだが、せっかくボタンがあるのにもかかわらず、それを押さないのは男として情けない。"据え膳食わぬは男の恥"だろう。(積極的誤用)
日本が世界に誇るトイレメーカーが作っているトイレなのだから、おそらくあらゆる人にフィットするような設計になっているはずだろう。それにも関わらずフィットさせられないということは、僕の体格が人並み外れているか、もしくはトイレの座り方が平均的でないということである。体格に関しては、他人がどう思うかはさておき、自分自身ではごくごく普通の日本男子であると考えているため、前者の可能性は消える。したがって後者、すなわち僕のトイレの座り方に問題があると考えられる。
思えば僕は今まで、トイレの座り方に関して誰かとコンセンサスを形成したことはない。とはいえ、今この年齢になって「あなたのトイレの使い方を見せてもらえませんか」などとお願いするのは危険すぎる。男性相手でも間違いなく「危ない人」のレッテルを貼られ、ましてや女性相手では逮捕される可能性すらある。
これからの長い人生、毎日お付き合いすることになるトイレたちとどのように向き合っていくか。ライフワークとして考えを深めていきたい。
参考文献
温水洗浄便座ーWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E6%B0%B4%E6%B4%97%E6%B5%84%E4%BE%BF%E5%BA%A7